食いしばりや歯ぎしりは、決して珍しいものではありません。大なり小なり、どなたでも行っている癖の一つと考えてよいと思いので、特に問題がない限り、放置していても構わないですが、時には以下ような問題を起こすことがある為、注意が必要です。
これらの症状全てが、食いしばりや歯ぎしりからくるわけではありませんが、悪い癖は無いに越したことはないです。
また、食いしばりや歯ぎしりは睡眠時、もしくは何かに夢中になっている時に起こる為、気づきにくく、治すのも難しいものと言えます。
上下の歯を噛みしめたまま、左右に歯をずらさない場合は音はしませんが、ご自身の中で原因不明の歯の痛みや歯の揺れある場合、無意識下での食いしばり(クレンチング)の疑いがあります。
上下の歯を強く噛み合わせて、左右に歯をずらすと音がなります。これが歯ぎしりです。睡眠時に無意識下で起こっていることが多く、高頻度で歯ぎしりをしていると歯の摩耗等、悪影響を与えていることになります。
無意識下とはいえ、歯に強い圧力がかかってしまう食いしばりや歯ぎしりが習慣になってしまうと、歯が摩耗し、ヒビが入り、割れることもあります。それだけでなく、歯根膜に圧力がかかっていると歯周病が悪化し、歯周ポケットが深くなり歯が揺れだしたり、骨を伝達し顎関節に負荷がかかると顎関節症になる場合もあります。
そして、無意識の食いしばり(クレンチング)や歯ぎしりは、特にストレスを受けた時に起こりやすいです。
当院では、これら症状の治療法の一つとして「ナイトガード(=マウスピース)」を作製しておりますので、食いしばりや歯ぎしりでお悩みお困りの方は、名東区藤が丘の歯医者のの歯科・矯正歯科にご来院下さい。
食いしばりや歯ぎしりを治す方法の一つとして、個人の歯型にあったプラスチック又はゴム製のスプリント(=ナイトガード)を使用します。
マウスピース型の装置を就寝時に装着していただくことにより、症状が治るとは断言できませんが、かなり改善できることが多いです。
ナイトガードを作製をご希望の方は、名東区藤が丘の歯医者のの歯科・矯正歯科にお気軽にご相談下さい。
ボトックス治療とは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質を、噛む時に使用している咬筋という部分に注射することで筋肉の緊張や働きを和らげる治療です。
ボトックス注射を打つことによって噛む力を減少させることができるので、歯ぎしり・食いしばりから歯を守るにはとても効果的です。
また、下記のような症状がある方でも、効果がありますので是非ご相談ください。
ボトックスの効果には個人差がありますが、3ヶ月から6ヶ月くらいで効果は薄れてきます。1度打ったからといって、効果が永続的に続くわけではありませんので、ご注意ください。歯ぎしり・食いしばり(噛み締め)などがある程度なくなってきたと実感できるまで定期的にボトックス注射を行うことをお勧めします。
打つ場所を十分に冷やしてから痛みができる限り出ないように注射を打ちますが、個人差があり、針を刺す痛みを多少感じることがあります。注射後は、少し打った周囲が重くなるような感覚があります。
ダウンタイムはありません。注射後、そのままご帰宅いただけます。
個人差がありますが、早ければ翌日から効果を実感いただけると思います。
個人差がありますが、ボトックス注射の効果は大体3~4ヶ月で薄れてきます。再度歯ぎしり・食いしばりが起こる場合は続けてボトックス注射を行う事をお勧めしています。基本的に数回打つと注射を行う間隔が長くなっていく傾向にあります。
飲酒は絶対ダメとは言いませんが、飲酒する事により血流がよくなって内出血が発生するリスクが上がる為、できる限り控えていただきたいです。翌日からはいつも通り過ごして頂いて構いません。
注射1週間後は、経過観察のために1度見せていただく可能性があります。ボトックスの効果が切れるまで3ヶ月程なので、注射を再度ご希望の方は改めて受付でご予約をお願い致します。
ベビーカーでの来院、お子様連れでの来院も全く問題ありません。
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